ウッドデッキにこぼした、しつこいどころではない、地獄の汚れ「BBQの油汚れ」
前回のエントリーでご紹介したとおり、何をしても油汚れが落ちる事はありませんでした。削っても取れないということは、木材に深く浸透してしまっているのだと思います。
こうなると、もう拭き取りや多少の削り作業では修復は不可能で、残るは塗料を塗って隠してしまうしか無いと思います。
水洗いすると、汚れが目立たなくなりませんか?
汚れをなんとか落とそうと、ゴシゴシ水洗いしている時に気がついたのですが、完全に濡れた状態であれば、ほとんど油汚れが目立ちません。むしろ消えてしまうくらいに感じます。
やはり木材に深く入り込んだ油分が、どうしても濃く見えてしまうのと、油なので揮発しない為、汚れがハッキリと残ってしまっているのだと思います。食器用洗剤や、仕方がないと思い、パーツクリーナーなどの協力な油汚れ落としを試しましたが、それでも浸透済みの油汚れは落ちませんでした。木材の内部で固まってしまっているのもあると思います。
水分を吸収すると、ほとんど目立たなくなるようなので、浸透するタイプの塗料をつかう事で、うまく隠れてくれそうなので、思い切って塗ってしまう事にしました!

塗料の種類の違い(浸透タイプor造膜タイプ)
一応、塗料にも選ぶ注意点があったので、簡単に調べてみました。
浸透タイプと造膜タイプは仕上がりが全然ちがいます。また、それぞれ室内用と屋外用があり、施工場所によっても別れていました。
| 機能 | 仕上がり | 耐久性 | |
| 浸透タイプ | 塗料、成分が木材内部に浸透し、内側から効果を発揮するタイプ。防腐剤や、防虫剤が混合していると更に安心。 | 木目が残るため、木の風合いや手触りをそのまま活かせる。 | 塗膜の割れや剥がれがないので、再塗装時の下地処理が楽。ただし、再塗装時には同じ色を選ぶ必要がある。 |
| 造膜タイプ | 表面に膜を作る為、雨などの外敵から木材を守る。ある程度経年劣化が進んで傷んだ木材でも強力に雰囲気を変更できる。 | ペンキをベタ塗りしたような見た目になり、木目は隠れる事が多い。その代り、木材の汚れや傷は隠すことができる。 | 表面の保護機能が高い。再塗装時に下処理が必要だが、前回の色と揃える必要はない。 |
塗料の種類の違い(水性 or 油性)
なんと。水性と油性の違いもあるそうな。
浸透タイプと造膜タイプそれぞれに水性と油性の2種類の塗料が存在するようです。
水性タイプは、主な成分が水で、乾燥時に水が蒸発します。塗料の粘度が高くて薄める場合は水を使用する為、においが少なく塗料もよく伸びる為、施工がしやすいようです。
油性タイプは、主な成分が油で、塗料を薄める際はペイント薄め液やシンナーを使用します。耐久性が高いのは油性塗料だそうで、多少匂いがキツめだったり、施工が面倒な部分もありますが、浸透性や耐久性が高いようです。
我々も油性タイプを選びました。水と油は相性が悪いので、次回の塗り直しの時も、なるべく同じものを選ぶことになると思います。
油性タイプで、防虫・防腐、そして浸透タイプの塗料!
我々はBBQの油シミを隠すため、同じ油性の浸透タイプである、アサヒペンのステインEXを利用しました!
色は、受け渡し直後の状態に近い(と思った)チークにしました。
油性木部防虫・防腐ステインEX(チーク)
ウッドデッキを塗るに当たって気をつけたポイント
下処理は必要
まだ入居半年以内なので、特に必要ないかと思いましたが、念の為サンダーがけしました。サンドペーパーは、#180、#400、#600 の3種類で、ほとんど#180でガリガリ削って、仕上げのみという感じ。半年ほどで木材も少し沿っているので、厚みがある、スポンジタイプが良い感じで木材にフィットしてくれました。
買ってきた塗料はよくかき混ぜる
塗料は、ホームセンターで買ってきたのですが、成分が分離や沈殿している事が多いようです。そのまま塗料を塗布すると、色ムラの原因になってしまうので、塗料の蓋を空ける前に、執拗にシャカシャカしてかき混ぜました!
ウッドデッキのサイド(横)側から塗り始め、木目に沿ってゆっくり塗る

なるべく塗り残しを無くすため、板一枚ずつ「横から」ゆっくりと塗ります。ローラーも用意していたのですが、塗料のタレが多く、イマイチキレイに塗れなかったので、結局刷毛で一枚ずつゆっくりと施工しました。急いで刷毛を動かすと、塗料が飛び散ったりしますので、本当にゆっくりと施工したほうがキレイになります。
塗料は少なめに塗り、すぐに拭き取る

塗料は少なめに取り、ゆっくり浸透させるように2〜3回重ねる用に塗りつけました。(乾燥させてからの重ね塗りではないです)
そうする事で、サイド、表ともに塗り残しと、塗りムラがだいぶ減らせます。また、塗った後、乾く前に雑巾で塗料を拭き取りました。これは、木目をより良く出すためで、少しビンテージ加工気味にもなり、「ペンキ塗りしました!」感がすごく少なくなります。
風のない日を選ぶ
一番大切な事かもしれません。塗りに関しては塗料が優秀なため、ほとんどムラにはなりませんが、異物混入だけは仕上がりに大きな影響が出ます!
雨の日に油性塗料を施工する人はあんまり以内と思いますが、ぜひ風にも注意してみてください。都会ではあまり懸念が無いと思いますが、田舎では周りが畑とか、空き地という事も多いかと思います。風が強いと土埃が飛んできて、乾いてない塗料に張り付きます。そのまま乾いてしまって、ジャリジャリの仕上がりになってしまいます。
上の用に拭き取りをすると、乾きも早くなり、万が一砂埃が飛んできてもある程度拭き取りできるので、個人的にはある程度浸透してしまったら拭き取ってもキレイな仕上がりと思います。
上塗りニス(つや消し)をすると更に保護効果高し!
塗料の説明書にもありますが、仕上げにニスを塗ると保護効果が高まります。しなくてもよいけど、したほうが高いよ。という感じの説明。こちらの塗料はつや消しです。艶ありにはしたくなかったので、つや消しニスを最後に塗りました。
仕上がり具合

一先ず、キレイにほとんどムラなしで仕上がりました!
引き渡し時の色合いはもう少し薄い色だったのですが、「チーク」が一番近い色合いと思います。次回は「マホガニー」か「ライトオーク」を試すかもしれません。
元々の目的だった油汚れを隠すという事も、一応達成できました!もうほとんど目立たないと思います。目をこらしてよく見ると、ちょっと色が違うかな?程度。木目と見間違える感じです。
恐らく、半年〜1年ほどの効果と思いますが、思ったより安価で手軽なので、また色あせてきたら、塗り直しをしたいと思います。
完全に乾いた後に、水をかけてみたら見事に弾いていました。どれくらい効果が続くのか楽しみです。これでまた脂身をぶちまけてもちょっと安心出来ます・・・




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